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子宮の病気

手術について

2019.11.5

こんにちは。エルフペットクリニック院長の猪毛尾です。
今回は「子宮の病気」についてお話しします。

子宮の病気と言っても様々ですが、多く遭遇するのが『子宮蓄膿症』です。
子宮蓄膿症は、子宮の中に膿(ウミ)がたまる病気です。
身体の中に膿がたまるので、当然具合が悪くなります。

急に食欲や元気がなくなったり、熱が出たり、陰部から排膿して舐めることもあります。
最悪の場合は亡くなることもある、とても怖い病気です。

原因は、卵巣から出る黄体ホルモンが深く関与していると言われています。
黄体ホルモンにより、子宮の細菌感染が起こりやすくなります。

これは手術時の写真です。
子宮蓄膿症 手術
健康な子宮は鉛筆ほどの太さですが、かなり腫れています。
子宮を切開すると、膿が出てきます。
子宮蓄膿症
具合が悪い状態で手術をするので、リスクが伴います。
しかし、手術で子宮を切除する事ができれば再発はなく、根本的な治療になります。

子宮蓄膿症は、避妊手術で予防することができます。
避妊手術をしていない場合は、少しの体調不良でも子宮疾患の可能性があるので、早めの受診をお勧めします。

気になることがありましたら些細な事でも構いませんので、エルフペットクリニックにご相談ください。

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