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フィラリア・ノミ・ダニ予防の重要性

予防

2024.4.20

こんにちは!
エルフペットクリニック スタッフの山下です^^

最近は日中だけでなく、朝晩も暖かくなってきましたね。
暖かくなると忘れてはいけないのが「フィラリア、ノミ・マダニ予防」です!!
今回は、予防の重要性についてお伝えします!

フィラリア予防
フィラリア症には、寄生虫(フィラリア)に感染した蚊に刺されることで感染します。
そのため、蚊が活動する時期にきちんと予防することが大事です。
お外に出る犬・猫はもちろんですが、蚊は家にも侵入してくるため、室内飼いの場合も予防が必要です。

フィラリア予防をしないと、フィラリア症を発症する可能性が高くなります。
フィラリア症は、フィラリアが肺動脈や心臓に寄生することで発症します。

フィラリア症には、元気・食欲不振、咳嗽(がいそう:咳き込むこと)、呼吸器症状、運動不耐性、血尿などの症状があり、場合によっては心不全で死亡することもあります。

フィラリアが寄生した心臓 日本全薬工業「ネクスガード キャット コンボ」リーフレットより引用

恐ろしい病気ですが、適切な予防処置を行えば発症を防ぐことができます!
蚊に刺されて1ヶ月後までに予防薬を飲ませれば、しっかりと予防することができます。
今年は3月中旬ごろから暖かくなってきたので、もう予防を始めてほしい時期に入っています。
特に近年は暖かくなるのが早いので、予防も早めに始めましょう!

ノミ・マダニ予防
ノミ・マダニは、1年を通して予防する必要があります。
「お散歩に行かないから予防はしなくても大丈夫」と思われるなら、それは大まちがいです!

ノミ・マダニは、窓や網戸から侵入したり、人の服や靴にくっついておうちの中に入ってきてしまうからです。

暖かい室内では、ものすごいスピードで増えていきます。
ノミは1匹が1日に20〜30個も卵を産むそうです。
考えるだけで恐ろしいですね(;_;)
ノミが寄生すると全身にひどいかゆみがでたり、おなかに虫(瓜実条虫)が寄生することがあります。

瓜実条虫 「犬・猫・エキゾチックペットの寄生虫ビジュアルガイド」佐伯英治 著より引用

マダニが寄生すると、吸血による貧血や皮膚炎といった症状が出ます。
また、人間がマダニに吸血されると、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)という致死率の高い感染症に感染するリスクがあります。
SFTSは、特に西日本で多く発生しています。

室内飼いの場合でも、ノミ・マダニ予防はしっかりとしましょう!!

フィラリアもノミ・マダニも、きちんと予防することで防げる病気です。
愛犬・愛猫のためにも、まだ始めていない方はエルフペットクリニックスタッフまでお気軽にご相談ください。

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