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病気のこと

飲水量が減ると発症する「尿石症」

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こんにちは!
エルフペットクリニック スタッフの山下です^^
冬の厳しい寒さが続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

寒くなると、人だけではなく動物たちも体調を崩しやすくなりますよね…

特にネコちゃんは、寒くなってくると飲水量が減り、「尿石症」を発症する事例が多くなります。

尿石症のサイン

尿石症は尿道閉塞を引き起こす要因として最も多く挙げられ、緊急対応を要するケースもあります(;_:)

「トイレに長くこもっている」
「排尿の姿勢を何度もとるのに尿が出ていない、もしくは少ししか出ていない」
「トイレ以外の場所で尿をしてしまう」

このようなサインの裏に隠れていることが多いのが、猫の尿石症です。

また、泌尿器症状だけでなく元気消失や食欲不振、嘔吐などの症状も認められます。

尿石症のサイン

尿石症の原因

尿石症の原因は、様々なものが考えられます。

水分摂取量の不足

猫は普段からあまり水を飲まず、腎臓で水分の再吸収を行い、濃い尿をする性質があります。
寒い冬の時期は特に飲水量が減るため、尿石症を発症しやすい傾向があります。

食事内容

ミネラル(マグネシウム、リン、カルシウムなど)が多い食事は、結石の形成を促進します。
ドライフードでは食事での水分摂取量が減るため、尿石症を発症しやすくなります。

不妊・去勢手術

肥満になりやすくなるため、運動量が減ることで飲水量が少なくなります。

トイレ環境

トイレが汚かったり、数が足りなかったりすると、猫が排尿を我慢することがあります。
それにより尿が濃くなり、尿石症を発症しやすくなります。

体質

体質によってシュウ酸カルシウムができやすいことがあります。

尿石症の治療

尿石症の治療は、食事療法や投薬治療などの内科治療を行います。

内科治療で改善が認められなかったり尿道結石が膀胱に戻らない場合、または尿道が細く排尿ができない場合などは、外科治療が必要になります。

「療法食は食べてくれない」という飼い主さんのお声をよく耳にします。
一般で販売されているフードにも「尿石症向け」として販売されているものもありますが、実際の効果については私たちには判断ができません。

「療法食」も色々なメーカーからたくさんの種類が販売されています。
その子にあったフードを一緒に見つけていきましょう!!

猫の療法食

尿石症を避けるために

尿石症にならないようにするために、自宅でできる一番のケアは「飼い主さんが気を付けて見ること」です。

ネコちゃんは言葉を話しませんが、目線や姿勢、トイレの癖など、いろいろなサインを出しています。

飼い主さんの日々の観察が病気の早期発見につながり、命を守ることがあります。
おうちでの生活の様子を見守りつつ、異変を感じた際には早めに病院を受診することをおすすめします。

気になることがありましたら、エルフペットクリニックまでお気軽にご相談ください。

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