こんにちは!
エルフペットクリニック スタッフの沖です(*^^*)
みなさんはおうちの子にお薬をあげる時、どんな方法であげていますか?
若い頃は少なくても、老齢になってくるとお薬を飲む機会が増えてきます。
確実なのは直接お口に
食欲がある子は、フードやおやつに混ぜたり、投薬トリーツに包んであげたりして薬を飲ませます。
しかし、食欲がない子や食事制限がある子には、この方法は向いていません。
お薬が飲めないと、症状を改善させることができません。
特に、心臓病は内服治療が重要で、毎日の投薬が必要です。
確実にお薬を飲ませられるのは、直接お口に入れる方法です。
投薬の手順
お薬は、以下の方法で直接口から飲ませることができます。
①片方の手の平で頭部を包むように保定する
②その手の指で頬骨をしっかりと押さえる
③もう片方の手の人差し指と親指で錠剤を保持する
④錠剤を持った手の中指で切歯(下の真ん中の歯)をひっかけるようにして口を大きく開かせる
⑤錠剤を喉の奥におとす
⑥すぐに口を閉じマズルをもって喉をさする
鼻をペロッと舐めたら、飲み込んだ合図です。
なかなか飲み込まないときは、口の横からシリンジやスポイトなどで少量の水を入れてあげてください。
水と一緒に飲み込んでくれます。
口元を触られるのが苦手な子は、ピルガンなどの投薬補助器具を使うと便利です。
いざという時に備えて
投薬はいきなりやろうとしても、なかなかスムーズにいかないことが多いようです。
普段から慣れさせておくと、いざという時に役に立ちます。
練習には、お薬の代わりにフードを使うのがオススメです。
ぜひ、ごはんをあげる前にやってみてください!
投薬が難しい場合は、エルフペットクリニック スタッフまでお気軽にご相談ください。