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「歩き方」をよく観察して

病気のこと

2023.6.28

こんにちは!
エルフペットクリニック スタッフの山下です^^

今年の梅雨は、雨が少ないなぁと感じませんか?
でも、週末に限って雨が降るので、どこにもお出かけできません。
「自分はもしかすると雨女?」と疑っています。笑
梅雨明けが待ち遠しいです。。。

ところで、ワンちゃん・ネコちゃんの「歩き方」、気になることはありませんか?
もしかすると「変形性関節症(OA)」かもしれません。

変形性関節症

変形性関節症とは、関節軟骨が傷ついたり変形したりして、痛みで関節が動かしにくくなる慢性的な疾患です。

「年をとってきたから動きが鈍くなった」と思う方もいるかもしれませんが、加齢に限らず、肥満や関節症を起こしやすい種であるなど、様々な原因が考えられます。

しかも厄介なことに、よく観察してみないとわからない疾患なんです。
ワンちゃんはちょっと痛くても我慢して動いたり、ネコちゃんは本能的に痛みを隠す習性があるためです。
ワンちゃん・ネコちゃんは言葉で伝えることができません。
飼い主さまが日頃からよーく観察して、気づいてあげることが大事です!!

変形性関節症になるとどんな仕草をするのか、いくつか例をあげます。

ワンちゃんの場合
□散歩でノロノロ歩く
□ジャンプが苦手
□運動後に足を引きずる
□ゆっくり立ち上がる
□階段が苦手

ネコちゃんの場合
□階段を上る時に休憩する。
 または、後ろ足で同時に跳ねて上る。
□階段を下りる時に休憩する。
 または、体を横向きにして1段ずつ下りる。
□動くものを追いかける時、途中でゆっくりになったり、
 休憩することが増えた。
□台に飛び乗る前、飛び降りる前にためらう。
 大きくジャンプしない。
□走る動きが遅く、歩きと早歩きを交互にする。
▢爪とぎをしない。爪が太い。

上記の例の中で当てはまる行動がある場合は、早めの受診をおすすめします。
少しでも気になることがありましたら、エルフペットクリニックまでお気軽にご相談ください。

ねこ

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