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猫ちゃんを迎えたら

猫ちゃんのこと

2021.9.11

こんにちは。エルフペットクリニック院長の猪毛尾です。

猫ちゃんをペットショップから迎えられる方、保護猫を迎えられる方、知人などから譲り受ける方など様々な迎え方があると思います。
また、迎えた猫ちゃんが「子猫」のこともあれば「成猫」、時には「老猫」であることもあると思います。

迎え方や年齢は様々ですが、全てに共通して気をつけてあげたいのは「寄生虫のチェック」です。

ペットショップやブリーダーさんなどでは、複数の子たちが共同生活を送っています。
そのような環境では、どんなに気をつけていても「回虫」などのお腹の虫をもらってしまったり、「ミミダニ」などの皮膚の虫をうつしあってしまったりすることがあります。

また、外で生活していた保護猫などは、「ノミ」や「マダニ」、「ハジラミ」といった寄生虫がついてしまっていることが非常に多いです。
「ノミ」や「マダニ」は人の血液も吸血します。
その際にアレルギーを引き起こし、ひどいかゆみを伴う皮膚炎を発症することもあります。

また、「マダニ」は時に、命に関わる病気を媒介します。

子猫

子猫だとしても安心はできません。
なぜなら、お母さん猫から「回虫」というお腹の虫をもらってしまうことも多いからです。
おなかの虫は人の体内に侵入し、悪さをすることもあります。

その他に気をつけていただきたい寄生虫の病気として「フィラリア症」があります。
フィラリア症は、蚊に刺されることでフィラリアという虫に感染する、犬に多い病気ですが、猫に感染することもあります。
九州地方は温暖で蚊が非常に多いため、注意したい病気の一つです。

猫ちゃんを迎えたら、猫ちゃんのためはもちろん、人のためにも必ず寄生虫の対策を実施しましょう。
エルフペットクリニックは、犬・猫専門の動物病院として、大切な家族と「一日でも長く」「楽しく元気に」過ごせるよう力を尽くしています。
また、緊張しがちな猫ちゃんが少しでも安心できるよう「猫専用待合室」を準備しています。
ノミ・マダニ、フィラリア、おなかの虫をまとめて対策できるお薬もありますので、少しでも気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

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