エルフからのお知らせ＆ブログ

こんにちは。エルフペットクリニック 院長の猪毛尾です。
昨日は「九州画像診断研究会」に参加のため、臨時休診とさせていただきました。
ご迷惑をおかけしました。

今回のテーマは「犬の行動と問題行動への対処ABC」でした。
基本的な内容との事でしたが、非常に勉強になりました。


動物の行動には意味があり、それは近縁と思われがちな「オオカミ」と「イヌ」でも行動学的には全く別の生き物であり、『種』が違えば行動の意味も違います。

人には犬の言葉が分からないように、犬も人の言葉はわかりません。
それでも一緒に暮らすにはコミュニケーションをしっかととり、お互いに行動をよく観察する事で理解し合っています。

理解力は「人間の二、三歳の子供」と同程度とのことなので、まずは叱るだけではなく、まさに子供を育てる感覚でゆっくりと、そしてしっかりとコミュニケーションをとり、信頼関係を築く事が重要だと感じました。

動物行動学は本当に奥の深い学問です。
認知症も早期発見で進行を遅らせる事が出来るかもしれないそうです。

今日学んだ事を今後の診療に生かしていきたいと思います。