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健康管理

ネコちゃんのワクチン接種

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こんにちは!
エルフペットクリニック スタッフの山下です^^
ネコちゃんの飼い主のみなさん、年に1度のワクチン接種をしていますか?

感染すると、命に関わる病気もあります。
大切な家族のために、ワクチン接種について考えてみましょう。

かかると怖い5つの感染症

ネコには、発症すると治療が難しく、重症化して命に関わる感染症があります。
ワクチン接種は、それらの病気に対して免疫を持たせる有効な方法で、ネコちゃんの健康を保つために大切な予防法です。

かかってしまうと怖い感染症をご紹介します。

  1. 猫ウイルス性鼻気管炎
    咳やくしゃみ、発熱、鼻水などの風邪症状が出ます。
    感染力が強く、子猫の場合は重篤化すると死亡する場合もあります。
    回復しても体内にウイルスは残り、ストレス等で再発することもあります。
  2. 猫カリシウイルス感染症
    一般的に咳やくしゃみ、発熱、鼻水などの風邪に似た症状が続き、悪化すると舌や口の周りに水疱や潰瘍がみられ、肺炎を起こすこともあります。
    また、回復後もウイルスを排出し、感染源としても注意が必要です。
  3. 猫汎白血球減少症
    猫パルボウイルス感染症としても知られており、最も危険な急性感染症のひとつです。
    子猫や若い猫に発症が多く、嘔吐、強い腹痛、下痢、高熱、急速な脱水などの症状がみられ高い致死率を示します。
    このウイルスは人の靴や衣服によって媒介されることもあります。
  4. 猫白血球ウイルス感染症
    免疫機能の抑制、貧血、リンパ腫の原因となり、症状は様々です。
    感染猫の血液や唾液、涙の中、尿や糞便中に大量のウイルスが存在します。
    一般的に感染猫の唾液や鼻水との長期接触、グルーミングや食器の共有によって感染が成立します。
    発症すると治療が難しい深刻な病気です。
  5. 猫クラミジア感染症
    主に結膜炎と上部呼吸器症状がみられ、感染が持続することもあります。
    まれに、一過性の発熱、食欲不振や体重減少が起こります。
    ネコちゃん同士の接触でうつり、まれに人への感染も起こります。

どれも恐ろしい感染症ですね(:_;)

「わが家のネコちゃんは完全室内飼いだから大丈夫」と思った方がいらっしゃるのではないでしょうか?
いえいえ、お外に出ないからといって、安心できるわけではないんです!

  • 網戸越しやベランダなどで他のネコちゃんとの接触
  • 猫と触れ合った人が衣服や体につけて家の中へ持ち込む
  • 病気の際の通院時(体が弱っているため)
  • 災害時の避難同行 など

このように様々な場面で感染のリスクがあります。

外に出ないからといって感染しないわけではありません。
定期的なワクチン接種をしましょう。

混合ワクチンには様々な種類がありますが、エルフペットクリニックでは必要と思われる種類(価数)のワクチンを、なるべく全身や接種部位に副反応が出にくいように検討・選択して採用しています。
推奨されるワクチン接種のタイミングや方法に関しては、様々な研究が続けられています。
エルフペットクリニックは最新研究を学び続け、最善と思われる方法をご提案していきます。

気になることがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください☆

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