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猫の変形性関節症

病気のこと

2025.3.10

こんにちは!
エルフペットクリニック スタッフの山下です^^

わが家のリビングにヨギボーを置きました。
居心地が良いのか、よく犬猫ともに場所の奪い合いをしています(笑)
人だけでなく、動物もダメにするクッションなのですね(^^;

猫をダメにするクッション
そんな様子を見ていたら、ヨギボーから降りる時の猫の動きが、普段と違うことに気づきました。
みなさんは、猫ちゃんのそういった場面をみることはありますせんか?
もしかすると、それは「変形性関節症」のサインかもしれません!

変形性関節症とは?
変形性関節症は、関節やその周りの組織が変形し、慢性的な痛みや動作に困難が生じる疾患です。
1歳以上の猫の約74%、12歳越えの猫の90%に変形性関節症の疑いがあると言われています。
1歳でこんなに多くの子に疑いがあるなんて、驚きですね(・.・;)!

原因の1つは「加齢」だと考えられています。
関節は、繰り返し負荷がかかる部位です。
加齢に伴って関節軟骨の代謝が衰え、軟骨が削れたり、変性を起こしたりすることで発症します。

また、「肥満」も関節にとって大きな負担となります。⁠

猫の変形性関節症は徴候が分かりにくく、飼い主様が気づかないことが多い疾患です。
しかし、痛みを放置すると、どんどん悪化する恐れがあります。
痛みのサインは、日常生活のちょっとしたしぐさに表れます。
日頃からよく観察して、小さな変化に気づいてあげましょう。

痛みのサイン
猫ちゃんの痛みのサインは、以下のようなしぐさに表れます。
まずは、日頃の様子を観察してみてください。

◎階段を上るとき、後ろ足で同時に跳ねて登る。
◎階段を降りるとき、体を横向きにして一段ずつ降りる。
◎高いところに飛び乗る前、または降りる前にためらう。
◎動くものを追いかける動作が遅くなった。
◎走る時、全体的に動きが遅く、歩きと早歩きを交互にする。

1つでも当てはまる場合は、変形性関節症の痛みを抱えている可能性があります。
エルフペットクリニックまでお早めにご相談ください。

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