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ペットのやけどに要注意

予防

2025.2.5

こんにちは!
エルフペットクリニック スタッフの沖です(*^^*)⁠

日常生活において、動物が『熱傷(やけど)』することは人間ほど多くありません。⁠
しかし、寒い時期はペットがやけどをするリスクが増えます。⁠

人間との暮らしの中でやけどを引き起こす可能性があるものは⁠
直火、熱湯、油、ホットカーペット、ドライヤー、こたつ、ストーブ、ヒーター、湯たんぽなどです。⁠

例えば、⁠
〈天板が熱くなるタイプの石油ストーブに猫がのってしまい、足裏をやけどした〉⁠
〈シニア犬のためにホットカーペットを使用していたが、体位変換できずに低温やけどになってしまった〉⁠
など、様々な事例があります。

低温やけど
ホットカーペットや湯たんぽはそんなに高温ではないため、油断してしまいがちです。⁠
しかし、44〜50℃程度のほんのりとした温かさでも、長時間接触していると低温やけどになるおそれがあります。⁠

実際、私も子供の頃に布団の中に入れていた「湯たんぽ」で低温やけどになりました。⁠
治りが悪く、今でも傷が残っています。⁠

動物の場合は毛があるため、低温やけどになっていても、飼い主さまは気づきにくいようです。⁠

・しきりに同じ場所だけ舐めている⁠
・特定の場所を痛がる⁠
・脱毛、皮膚の変色、水疱⁠
・皮膚の脱落⁠

これらの症状がみられるときは、早めに動物病院を受診しましょう。⁠

ペットのやけどを避けるには
では、ペットのやけどを避けるには、どうしたらよいのでしょうか?

◯こたつ
留守中は電源を切りましょう。⁠
出かける前まで電源を入れておけば、ペットは予熱で温まることができます。⁠
閉ざされた空間での高温環境は、熱中症を引き起こす可能性があります。⁠
人がいる場合でも、動物が中に入っているときは、定期的に布団を上げて中の温度を下げたり、片側の布団を上げておいたりすると良いでしょう。

◯ヒーター・ストーブ
留守中には電源を切りましょう。⁠
つけているときは、ストーブガードやヒーターガードを使用して、動物が近づきすぎないように防御しましょう。⁠
猫ちゃんを飼っているおうちでは、天板が熱くなるタイプのストーブは使わない方が安全です。

◯ホットカーペット・湯たんぽ
カバーやタオルで覆ってから使用しましょう。⁠
また、ホットカーペットは設定温度に注意しましょう。⁠
熱くなったら移動できるように、動物が動ける環境下で使用することも大切です。

暖房器具なしで寒い冬を乗り越えることはできません。⁠
動物たちが安全に過ごせるよう、工夫して使用しましょう!

やけどなど気になる症状がありましたら、エルフペットクリニック スタッフまでお気軽にご相談ください。

猫とストーブ


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