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猫の避妊・去勢手術について

猫ちゃんのこと

2021.9.21

こんにちは。エルフペットクリニック院長の猪毛尾です。
当院では、希望があれば生後6ヶ月以降に猫の去勢・不妊手術を実施しています。

性成熟を迎えると定期的に発情を繰り返し、オスもメスも発情中は落ち着きがなくなることが多いようです。
外に出たがったり、食欲が落ちたり、やたらと身体を擦り付けてきたりするようになります。
オスは尿スプレーをするようになったりもします。

犬と比べると猫は発情が多く、発情による変化も大きい為、多くの飼い主さんが去勢・不妊手術を希望されます。

健康な身体にメスを入れることに「かわいそう」と思われる方も多いですし、私自身もそう思います。
しかし、発情に伴う脱走や事故の防止や、予想外の妊娠による野良猫や殺処分猫を増やさないようにすること、また、加齢に伴い増加する生殖器の病気の予防という観点から、避妊・去勢手術をすすめています。

また、手術の際には出来るだけ苦痛を与えないようストレスの少ない麻酔の掛け方、痛みの出来るだけ少ない手術となるよう常に考え、心掛けています。

エルフペットクリニック

エルフペットクリニックでは「何事もしっかり考える」ということを大切にしています。
日進月歩で診断法や治療法は変化し、新薬やフードが次々に販売されます。
それに対応するため、学会やセミナーなどにも積極的に参加し、知識の更新に努めています。

その上で熟慮を重ね、診断までのプロセスや治療、そして取り扱う薬やフードを決めています。
それが当院を選んでくださった飼い主さま、そして、動物たちへの誠意だと思うからです。

大切なご家族を安心して任せていただけるよう、これからも考え続けたいと思っています。


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