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ひもの誤飲

手術について

2020.4.29

こんにちは。エルフペットクリニック院長の猪毛尾です。
今回は内視鏡の症例をご紹介します。

ひもの誤飲は意外と怖く、小腸に引っかかってしまうと、腸が擦り切れて穴が空くこともあります。
そうなると腹膜炎を起こし、最悪の場合は死に至ります。

小腸に流れてしまうと開腹手術で取り出すしかありませんが、胃の中であれば内視鏡で摘出可能です。
紐状の異物が胃に残っている状態を「胃内紐状異物」と呼びます。

これは内視鏡での紐状異物の摘出映像です。


今回は鉗子でつかみ、摘出しました。

紐状異物
摘出したのは、おもちゃのひもでした。
たかがひも、されどひも。
注意が必要です。

内視鏡であれば切開手術を行わないので、日帰りでの処置が可能です。
その日から飲食ができます。

エルフペットクリニックでは、内視鏡処置を行っています。
些細なことでも、エルフペットクリニックまでご相談ください。

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