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「できもの」の治療

病気のこと

2024.7.13

こんにちは。
エルフペットクリニック 院長の猪毛尾です。

ワンちゃんやネコちゃんの顔や体に、以下の写真のような「できもの」はありませんか?

できもの

できもの

顔は気づきやすいですが、被毛に覆われた身体にあるできものには気づきにくいかもしれません。
身体を撫でていて気づく場合が多いようです。

このようなできものは、「皮膚病」または「腫瘤(腫瘍)」と考えられます。

皮膚病の場合は、主に薬で治療します。
腫瘤の場合は、基本的には手術による外科切除をします。
しかし、年齢や様々な理由で全身麻酔下での手術が難しい場合もあります。
その場合、エルフペットクリニックでは「凍結療法」を行うことがあります。

小さな腫瘤であれば凍結療法が可能で、麻酔をかけずに処置が可能ですので、メリットは大きいと思います。
ただし、凍結療法でも麻酔が必要な場合もありますし、病理検査を行えないというデメリットはあります。

1回の処置ではなかなか小さくならないので、複数回の処置が必要です。
3〜4回かかる場合が多いようです。

冒頭の写真は2枚とも腫瘤の症例です。
どちらも凍結療法を3回行いました。
以下はその2週間後の写真です。

凍結療法 治療後

凍結療法 治療後

ほとんどわからないくらいにきれいになりました。

ワンちゃんやネコちゃんのできものが気になる場合は、早めにエルフペットクリニックまでご相談ください。

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