こんにちは!
エルフペットクリニック スタッフの沖です(*^^*)
ワンちゃん・ネコちゃんには、冬の時期になると増える疾患があります。
それは、寒さによって引き起こされる可能性がある「泌尿器疾患」です。
特に、ワンちゃんには「膀胱炎」、ネコちゃんには「下部尿路疾患」が多くみられます。
冬は動きが鈍くなる
では、なぜ寒さによって泌尿器疾患が増えるのでしょうか?
それには、飲水量の減少が関係していると考えられます。
私たち人間も、寒くなると体を動かすのが億劫になりますよね。
特に朝は、布団の中から出るのが憂鬱で仕方ないです(;_;)
動物も私たちと同じで、冬になると動きが鈍くなります。
そのため、水を飲みに行く回数が減ってしまいます。
また、冬は夏に比べて喉が渇きにくくなります。
これらのことから、どうしても他の季節に比べると飲水量が少なくなってしまうのです。
飲水量が少ないと、尿が濃縮されてしまいます。
この濃い尿が長時間、膀胱内にとどまることが、結石、結晶尿、感染などの要因となってしまうことがあります。
お散歩でトイレする子は特に注意を
ワンちゃんの場合、外でしかトイレができない子もいますよね。
冬の寒さの中、散歩するのは飼い主さまも負担が大きいのではないでしょうか。
つい回数を減らしたり、いつもの散歩の時間をずらしてしまうこともあると思います。
しかしその結果、散歩の時間まで我慢していたせいで尿が濃縮されてしまい、泌尿器疾患になってしまうことがあるのです。
飲水量を増やすには
尿が濃縮されてしまうのを防ぐため、「飲水量を増やすこと」「極力トイレは我慢させないようにすること」に気を付けましょう。
飲水量を増やすには、水飲み場を増やしたり、フードにお水を混ぜるのが効果的です。
それでもなかなかお水を飲んでくれない子には、飲水量補助のための商品を使うのが効果的です。
エルフペットクリニックでは、ワンちゃん用、ネコちゃん用それぞれの飲水量補助商品を取り扱っています。
お気軽にエルフペットクリニック スタッフまでお尋ねください。