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痩せているのは年齢のせい?

病気のこと

2024.2.8

こんにちは!
エルフペットクリニック スタッフの沖です(*^^*)

「うちの子最近痩せてきた気がする…」と思われているシニア猫ちゃんの飼い主様、
もしかすると病気が隠れているかもしれません。

獣医学では、ガリガリに痩せている状態を『削痩(さくそう)』と呼びます。
もちろん、年齢のせいで食欲が落ちて痩せているというケースもあります。
しかし、検査してみると年齢のせいではなく、病気のせいで痩せていたというケースもよくあります。

「もう高齢だから痩せているのは仕方ない…」と諦めていませんか?
もし、病気が原因であれば、治療で体重を増やすことができるかもしれません。

「削痩」の原因には以下のようなものがあります。

・慢性腎臓病
・腫瘍
・消化器異常
・肝臓病
・口腔内異常
・ホルモン異常(糖尿病、甲状腺機能亢進症)
・脳神経疾患
・ストレス
・慢性感染症、炎症
・不適合な食事内容・量  など

この中でも特に病気だと気づきにくいものが「甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)」です。
甲状腺機能亢進性とは、甲状腺から分泌されるホルモンの分泌量が過剰になることにより起こる全身疾患で、8歳以上の猫に多くみられます。

甲状腺機能亢進性になると、以下のような症状があらわれます。

・よく食べるのに痩せる
・夜泣きをしたり、攻撃的になったりする
・多飲多尿
・毛艶が悪くなる
・毛づくろいをしなくなる
・下痢
・開口呼吸 など

「下痢」や「開口呼吸」の症状はわかりやすく、動物病院を受診される飼い主様が多いようです。
しかし、これらの症状が無い場合は、なかなか病気だとは気づけません。

甲状腺ホルモンの働きには食欲を高めたり、心臓・腎臓など身体のさまざまな組織の機能を活発にする働きがあります。
そのため、甲状腺機能亢進性の初期症状では「最近元気で活発になったな」「よくご飯を食べるようになったな」と感じることが多く、病気だと疑う飼い主様はいません。
夜泣きや性格の変化も、年齢によるものだと考えてしまいますよね。

しかし、病気による可能性も考えられるので、症状が当てはまる猫ちゃんは一度検査してみることをおすすめします。
健康診断の際に検査することもできるので、ぜひ検討してみてください!

甲状腺機能亢進症は、内服やフードにより治療可能な病気です。
もし気になる症状がある場合は、早めにエルフペットクリニックまでご相談ください。

エルフペットクリニック

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