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健康管理
2017.7.26
こんにちは。いよいよ夏本番ですね♪
海に行ったり、スイカを食べたりと、夏を満喫されている人も多いのではないでしょうか??
ところで、ワンちゃん・ネコちゃんも「膀胱炎」になることをご存じですか?
■ワンちゃんの膀胱炎
ワンちゃんの膀胱炎の原因は、「細菌」によるものが多いと言われています。
細菌性の膀胱炎は、適切な抗生剤で治療することが出来ます。
■ネコちゃんの膀胱炎
ネコちゃんは「特発性」といって、原因不明のものが多いと言われています。
特発性膀胱炎は原因が不明なだけに治療も少し難しいのですが、トイレの環境を改善したり、精神安定効果のある食事に変更したり、尿を希釈したりと様々なアプローチをしていきます。
■ワンちゃん・ネコちゃんともに多い「膀胱結石」
ワンちゃんネコちゃん共に多いのが、ストラバイトやシュウ酸カルシウムなどの結晶成分がおしっこの中に析出し、小石のようになってしまう「膀胱結石」です。
1980年代にはストラバイト結石が多かったのですが、最近はシュウ酸カルシウムの割合が増えてきていて、現在は半々くらいの割合になってきています。
ストラバイトは食事療法で溶解することもある結石ですが、シュウ酸カルシウムは手術で摘出するしかありません。
手術で結石を取り除いた後は、専用のフードで再発を防止する必要もあります。
■膀胱結石の予防
膀胱結石を予防するために、3つ気をつけていただきたいことがあります。
尿の出が悪い、血が混ざっている、悪臭がする、頻尿、尿失禁がある、陰部を頻繁になめて気にしているなどの症状は膀胱炎の可能性があります。
気になることがあれば、エルフペットクリニックまでお気軽にご相談ください。