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ワンちゃんをシャンプーする時の注意点

ワンちゃんのこと

2023.12.27

こんにちは!
エルフペットクリニック スタッフの宮崎です^_^

まもなく2023年が終わりますが、
「ワンちゃんを清潔にして新しい年を迎えたい」という飼い主さまも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、シャンプーの注意点をご紹介します。

①シャンプー前にブラッシングをする
ポメラニアンや柴、ゴールデンレトリバーなどダブルコートの犬は、シャンプー前によくブラッシングして抜け毛を落としておくことが重要です。
アンダーコート(体温を保つため柔らかく密生した毛)は、洗っているうちに水で固まってほぐれにくくなり、毛玉になってしまうこともあります。
濡れたもつれをほぐすことは大変で、ワンちゃんにも負担がかかってしまいます。
さらに、不要な毛が残っていると、毛を乾かすのにも時間がかかってしまいます。
シャンプー前にはよくブラッシングをして、汚れや毛のもつれを取り除いておきましょう。

②力の入れすぎに注意
全体を被毛で覆われている犬の皮膚はヒトよりも丈夫だと思われがちですが、皮膚そのものはとてもデリケートにできています。
犬の皮膚もヒトの皮膚も、一番外側に外部からの異物の侵入を防ぐなどの働きがある「表皮」という組織があります。
犬の表皮は、ヒトの表皮の3分の1程度の厚さしかないといわれています。
そのため、犬の皮膚をゴシゴシ洗ったり、拭いたりすると、傷ついてしまいます。
シャンプーやブラッシングをする時は、力の入れすぎに注意しましょう。

③しっかりすすぐ
シャンプーで大切なことは、皮膚病の原因となる「皮脂汚れ」を落とすことです。
過剰に皮脂汚れが残っていると、ブラッシングやドライングを丁寧にしたとしても、ふわふわしたきれいな毛にはなりません。
また、シャンプー剤が残っていると、皮膚のトラブルを起こす可能性があります。
汚れとシャンプー剤は十分に洗い流しましょう。

④保湿をする
冬は空気が乾燥します。
人間と同様に、犬の皮膚や被毛も乾燥によるダメージを受けます。
乾燥肌のワンちゃんは被毛のパサつき、フケ、かゆみなどの症状がみられます。
乾燥によるかゆみで掻いてしまうと、バリア機能が低下します。
バリア機能を突破し、皮膚の中にアレルゲンが侵入すると、犬アトピー性皮膚炎などの皮膚病が悪化する原因になります。
乾燥によるかゆみは、保湿をすることで軽減できます。

乾燥肌以外にも「脂漏症」というフケなどがでる皮膚疾患もあります。
愛犬の皮膚の乾燥についてお困りの方は、お気軽にエルフペットクリニックまでお尋ねください。

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