こんにちは。
エルフペットクリニック 院長の猪毛尾です。
新型コロナウイルス感染症が5月8日から5類感染症に移行されました。
これからは、動物たちとの外出や旅行が以前のように楽しめると良いですね。
気温が上がると蚊が多くなりますので、早めにフィラリア予防を始めましょう。
フィラリア線虫は、蚊が媒介する寄生虫です。
この寄生虫は、蚊が刺した時に体内に侵入します。
ただ、フィラリア線虫が体内に侵入したとしても、1ヶ月以内に感染予防薬を投与すれば、駆虫することができます。
この時期を逃すと、感染が成立してしまいます。
心臓に成虫が寄生し、心不全や肺炎など重篤な症状を引き起こし、命を落とすこともあります。
「室内飼いだから予防はいらないのでは?」と質問をされることがありますが、予防は必要です。
なぜなら、屋内で蚊に刺されたことがない人がいるでしょうか?
犬も人間と一緒に暮らしているのですから、答えは同じです。
実際に、屋内飼育なのにフィラリア症で亡くなった子はいます。
蚊のいる場所や、蚊が侵入する可能性のある場所で生活する場合は、必ずフィラリア予防をしましょう。
今年の予防をまだ始めていない方は、早めの開始をお勧めします。
気になることがあれば、いつでもお気軽にエルフペットクリニックまでご相談ください。