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マスクの紐の誤飲

手術について

2021.3.27

こんにちは。エルフペットクリニック院長の猪毛尾です。

コロナ禍で、生活も様々に変化していると思います。
特に日頃のマスクの着用は一般的になり、家庭の中でもマスクを扱う機会が増えたかと思います。

そのためか、最近増えているのが、マスクの紐の誤飲です。
猫が遊びながら食べてしまうことが多いようです。

使用済みマスク

マスクの紐は、単純レントゲン検査では写りません。
そのため、腹部エコー検査や造影レントゲン検査により診断します。

紐状異物は、胃の中にあれば内視鏡で摘出することが可能です。
しかし、小腸まで流れてしまい閉塞した場合は、開腹手術が必要です。

マスクの紐のを摘出した内視鏡動画です。



こちらが摘出した紐です。

マスクの紐の誤飲
比較的短い紐ですが、数日間、胃の中に留まり、吐き出すこともできませんでした。
内視鏡で摘出する前は元気・食欲ともにありませんでしたが、摘出後は翌日から元気が出て、ご飯もよく食べるようになりました。

異物は長期にわたり胃の中に留まり、何かの拍子で急に流れて閉塞する場合があります。
そのため、内視鏡下での摘出を選択することが多いのです。

使用後のマスクは無意識に置いてしまうかもしれませんが、ペットにとっては思わぬ事故に繋がることがありますのでご注意ください。

些細なことでも、気になることがあればエルフペットクリニックまでご相談ください。

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