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愛犬の健康寿命を延ばす3つのポイント

健康管理

2023.11.25

こんにちは。
エルフペットクリニック スタッフの宮崎です^_^

先日、親戚が飼っている12歳の秋田犬に会ってきました。
数年前に会った時と比べると、毛がボサボサで毛艶がなく、老化を感じてしまいました^^;

そもそも「老化」とは、加齢によって体の全体的な機能が衰えてくることを言います。
愛犬の被毛や皮膚のつやが減ったり、全体的な毛量が減ったり、お腹がたるんだりすることで「老化」を感じている方も多いのではないでしょうか。

年齢を重ねると内臓機能や代謝が低下するため、体調不良や肥満なども起こりやすくなり、免疫力の低下により感染症などの病気にもかかりやすくなります。
また、ホルモン分泌の変化により「甲状腺機能低下症」などの内分泌系疾患などの病気も増えます。

こうした老化による変化は治療によって改善できるものもありますが、老化は徐々に、確実に進行していきます。
そこで今回は、愛犬の健康寿命を延ばすために特に大切な3つのポイントについてご紹介します!

愛犬の健康

ポイント① 衛生管理
被毛や皮膚の乾燥やベタつき、体臭や口臭などが気になるシニア犬は少なくありません。
清潔を保つためにはシャンプーが必要ですが、体に負担がかかるので、年を取ったらなるべく回数を減らしたいですよね。
しかし実際には、高齢になるほど排泄物などで体が汚れがちになるので、体を清潔に保つためにこまめなケアをしてあげましょう。
また、口臭の原因になる「歯石」は年齢とともに溜まっていくので、毎日のケアでつきにくくすることが大切です。
歯石がすでについてしまっている場合は、スケーリングなどの治療を行うことをおすすめします。
免疫力が低下したシニア犬こそ、衛生管理を徹底することが大切なのです。

ポイント② 脳への刺激
認知症はあらゆる犬種で認められています。
認知機能は一度衰えると回復させることが難しいため、予防することが重要です。
散歩に出て、日光を浴び、匂いや音を感じさせてあげましょう。
また、認知症に良いとされるサプリメントもあります。

ポイント③ 運動
老犬だからといって日々の散歩や運動を止めてしまうと、関節や筋肉が硬くなったり、血行不良になったりと、老化を早める原因につながります。
ただ、関節に痛みなどを生じているワンちゃんは、運動が逆効果になってしまうこともあります。
体調や足腰などの様子を観察しながら、程よい運動を心がけましょう。
老化が進んだ機能は元に戻ることはありませんが、早く気がつくことにより進行を遅らせることができます。
また、単なる老化と思っていたことが、病気だったという場合も少なくないため、検査等の定期的な健康チェックを行いましょう。

ワンちゃんも大切な家族の一員。
少しでも長く、健康に過ごしてほしいですよね。
愛犬の変化について気になることがある方やサプリメントをお考えの方は、お気軽にエルフペットクリニックまでお尋ねください。

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