こんにちは。
エルフペットクリニック スタッフの山下です^^
先日、お休みをいただいてタイに行ってきました!
初のタイ旅行で緊張していたんですが、タイの方々はいつでもニコニコしていて、さすが「微笑みの国」だな〜と思いました!
みなさん気さくに話しかけてくれるので、たくさんコミュニケーションも取れて、とても充実した旅行になりました(*^^*)
ぜひ、また行きたいです!!
そんなタイですが、日本ではなかなか見かけない、珍しい光景を目の当たりにしました。
道端や駐車場、なんと世界遺産の中にまでワンちゃんがいたのです!
飼い犬なのか、野良犬なのか、見分けがつかない子もいましたが、タイの方々は当たり前のようにご飯やお水を与えていました。
すごくおとなしく寝ていたり、走り回っていたりと様々。
とてもかわいいので触りたかったのですが、タイには『狂犬病ウイルス』がいるので我慢しました。
狂犬病は、動物にも人にもうつる感染症です。
現在の医学では有効な治療法は見つかっていません。
そのため、狂犬病にかかってしまった場合の致死率は、ほぼ100%なのです。
日本は狂犬病ウイルスが存在しないとされる「狂犬病清浄国」のひとつで、1957年以降、狂犬病の発生は確認されていません。
日本が島国であることもその理由の1つですが、国の徹底した犬の管理により撲滅されたと言えます。
世界的に見ても、清浄国(または地域)は日本以外にアイスランド・オーストラリア・ニュージーランド・フィジー諸島・ハワイ・グアムの6地域のみとされています。
タイでも狂犬病を減らしていこうと取り組んでいるようですが、毎年、狂犬病による死者が発生しているそうです。
日本は、60年以上に渡って清浄国であり続けています。
それは、政府、獣医師、そして飼い主のみなさまが協力して、毎年欠かさず予防接種をしてきたからです。
世界保健機関(WHO)によると、全世界で毎年3.5万〜5万人が狂犬病によって死亡しています。
そのような状況の中、世界各国からたくさんの人や物が日本へ入ってくるため、狂犬病への感染は絶対に無いとは言えません。
犬のワクチン接種は、人への感染を防ぐためのものでもあるのです。
熊本市では、4月に狂犬病ワクチン接種の案のハガキが届きます。
今年未接種の飼い主様には、10月に再度ハガキが届いてると思います。
日本にはウイルスはいないからと油断せず、毎年1回必ず狂犬病ワクチンを打つようにしましょう。
エルフペットクリニックでも接種ができます。
ご来院お待ちしております^^