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ダニ予防はペットと飼い主様を守ること

予防

2017.8.2

こんにちは!エルフペットクリニックです。
先日も「ノミ・ダニの予防をしましょう」というブログを書いたのですが、もう一度、ダニの予防についてご案内しようと思います。

先日、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)に感染した野良猫を保護した女性が「猫に噛まれたことでSFTSに感染し、亡くなった可能性があること」が厚生労働省から発表されました。
哺乳類から人への感染が確認されたのは初めてだそうで、とても悲しい、恐ろしいニュースです。

一般的にSFTSは、ダニが媒介生物(つまり「病気の運び屋」)と言われています。
SFTSウイルスに感染したダニに噛まれることで、犬や猫、野生の鹿、そして人がSFTSを発症します。


野生の鹿

「ダニに噛まれたら絶対にSFTSにかかってしまう」と思いがちですが、実は、SFTSウイルスに感染しているダニは10%ほどだと言われていて、ダニに噛まれたからと言って必ずSFTSを発症するわけではありません。

ですが、油断は禁物!
ダニに噛まれる機会が多ければ多いほど、SFTSに感染する可能性が高くなります!!

ダニは一度喰いつくと、お腹がいっぱいになるまで離れません。
刺されてる部位に痒みがないので動物も気づかず、ダニはそのまま1週間ほど吸血を続けます。
そしておなかが一杯になったら落下して、その動物から離れ、脱皮をした後、次の動物に寄生します。
動物が運んだダニに人が噛まれるということも起こり得るのです。

気が付いていないだけで、あなたの隣にいるペットの身体のどこかに、すでにダニが潜んでいるかもしれません!!
ダニの予防薬はホームセンターなどでも売っていますが、効果と安全性が高いのは動物病院で取り扱っている薬です。
動物病院で扱っているノミ・ダニ予防薬をおすすめします。

ダニをきちんと予防することはペットはもちろん、飼い主さんを守ることにもつながります。
どうか、ご検討ください!!


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